お寺は、もともとは 信仰の場であるとともに、地域の集会所でした。
江戸時代、全国でお寺が 地域の集会所 祝いや葬儀、地域の年中行事の打ち合わせ、もめ事相談 縁談など 地域の公民館・集会所としての役目を担っていたようです。
戦後の一時期、多くの寺で 保育所の役目も担っていました。
地域に根差し、地域の安定を担う役目を持っており、住職は地域を守る役目を持った存在でした。
その為に、地域の人々が財を寄せ、力を合わせて、建物を建立、維持し、守られてきました。地域を纏める能力を維持していくことで住んでいる方々が安心できる「お寺を作り守っていた」ように思います。
また逆に、地域にあるお寺という存在が、人の繋がりを維持する場所となり、心のよりどころとなり「地域を守ってきた」とも思います。
みろく墓地では、ご供養に携わる場所として「お寺」のような場所を目指しております。
ご家族、ご親族のよき相談所として気軽に声をかけ、立ち寄りやすい存在であるように。